木村学司旧蔵スクラップブック 9冊
木村学司は戦前戦後を通じて大衆演劇やテレビ・ラジオドラマを中心に活躍した劇作家。長谷川伸を師と仰ぎ、村上元三ら作家と交流を持った。大江美智子・浅香光代・不二洋子をはじめとする大衆演劇や、NHKのテレビ・ラジオドラマの脚本・演出を務めた。短い期間だが、『オール小説』『讀物娯楽版』など雑誌の編集長を務めていたこともある。

本品は木村旧蔵のスクラップブック。昭和26年から39年までの木村が関わった演劇のパンフレット・チラシ・新聞切り抜き、テレビ・ラジオドラマのスチール、木村が執筆した新聞・雑誌小説及び記事、師・長谷川伸に関する新聞記事などが貼り付けられている。特に長谷川伸の記事については記事が貼られている箇所にわざわざ付箋を挟んでいるなど、強く敬愛していた様子がうかがわれる。

全てのファイルに数ヶ所切り抜き・剥がし跡あり
※下記、サムネイル画像をクリックすると拡大画像が開きます

































ご注文はこちら